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2007年9月11日火曜日

デジタル教材コンテスト

 アップルが第1回デジタル教材コンテストをやってるですよ。これは、授業で役立つビデオ教材を共有可能なwebサイトで共有することをねらってるですよ。ちなみに、ビデオはQuickTime形式作成することが条件ですよ。QuickTimeは、Windows版もあるですよ。詳しくは、アップルの教育コーナーを見てくだせえ。
 やっぱり、こういうデータベースを増やしていくことが大事だと思うですよ。これで、授業内容もきっとリッチになるですよ。

2007年6月3日日曜日

日経ビジネス

 ラウンジに日経ビジネスが置いてあったのですが、今回の特集は教育再生。最近、ビジネス側からの教育への発言が増しています。この日経ビジネスの見解はまっとうな感じで、好感度高しです。最初に紹介されていたのは、東京・品川区がやっている学校選択制の結末。教師の間では、品川に異動されることを「品流し」と呼んでいるという。市場の競争原理や数値目標導入それ自体では、教育は良くなりませんよねえ。なぜうまくいかないかというと、競争に勝利することや数値目標を達成すること自体が目的になってしまい、一番になったかそれを達成したか否かによって評価されてしまうからです。本当に教育が良くなったかどうかが評価されにくいのです。この点で評価されず、数値目標の達成が一番に求められる状況では、教師たちは次第にやる気がなくなってしまうのは当然です。
 品川区のやり方と対照的に紹介されていたのが、京都の堀川高校の例でした。堀川高校は、生徒の知的好奇心を刺激することをねらった課題授業に熱心に取り組んでいます。そこでの課題設定は、なかなか高度で大学の研究以上に面白そうなテーマを生徒自身が決めているそうです。教師の方も生徒の期待に応えようと、大学の先生に聞きにいったり、たくさん時間を使って調べものをするそうです。そういうことで、先生方はとても忙しいのですが、活き活きと取り組まれてるとのことです。堀川高校は、最近京都大学などへ多くの進学者を出して注目されていますが、これはあくまで結果であって、進学そのものを目標にすることは本末転倒でしょう。

2007年5月30日水曜日

はしか

 はしかのため(正確には、はしかの感染拡大を防止するため)、明日の非常勤のお仕事がキャンセルになりました。じわじわと、はしかの脅威が身近に迫っている感じがしますね。

2007年5月23日水曜日

運営費交付金

 新聞報道によると、財務省が財政制度等審議会(財務相の諮問機関)へ国立大学法人への運営費交付金配分方法について、競争原理を加味した試算を提示したという。正式な報道発表なのかどうかわからないが、財務当局に意図があることに間違いはないでしょう。それにしても乱暴な数値資料でございます。この試算によると、交付金額は最大規模の総合T大学は2.1倍、教育系単科大学のH大学は10分の1になるといいます。まず、文部科学省科学研究費補助金(科研費)に基づき試算されたとありますが、補助金の総額なのか件数かがわからないです。財政制度等審議会のHPも見たけれど、当然ながら全然資料はありません。
 総額であれば、理系で応用系(医学、工学など)の研究をしている大学は断然有利でしょう。この考え方は、橋を建設する場合に、その経済効果のみで着工順位を決めるようなものですね。実際には、地方の振興とかその地域のニーズ、経済発展のバランスなど諸事情が考慮されて予算が配分されているはずです。
 まあ、これは国立大学が法人化されたことの「影」の部分の一つですな。それにしても、影の部分が多すぎるんだな。国立大学への予算配分が、運営費交付金に基本的に一元化されたことで、財務当局のコントロールが強大になったということです。法人化を進めた文科省も国立大学協会も、こういう事態はたぶん想定外だったことでしょう。財務当局は、上に述べたように費用対効果という点で競争原理を導入しようと図るわけですが、公共事業とかだってはっきりその効果を測定しているわけでもないんですけどねえ。そこに、科研費というわかりやすい指標がころがっていたということですが。財政制度等審議会メンバーの方々の良識に期待するしかありません。とほほ。

2007年5月10日木曜日

教育再生

 官邸に教育再生会議が設置されていますが、この「再生」という言葉をめぐり現在の教育はもう生きていないのか、といった議論があったりします。今日、再生会議のHPを見て氷解しました。英語表記は、"Education Rebuilding Council"だったのです。つまり、’建て直し’です。再生という日本語を英語に直訳すると'rebirth'とか'reborn'とかになりますね。ちなみに、rebirthは新世紀エヴァンゲリオンのテーマだったりします。でも、ビデオの再生は'playback'、資源の再生は'recycle'というふうに英語では違った表現になるように、日本語の再生って単語はかなり多義なんですねえ。
 で、この教育再生会議のHPは意外に親切だったりしてます。ついこのまえ、社会性をもつ徳目を教えるよう求めた、なんてマスコミが報道していましたが、HPにある資料をみると脳科学などの調査を引き続き推進し、科学的知見をふまえて発達段階に応じた徳育を身につけさせることが必要、と書いてあります。この全体像がでるのと、徳目だけが報道されるのではイメージがだいぶ違いますよね。議論している内容は別にして、もともとの情報へアクセスできるのは結構なことです。

2007年4月27日金曜日

滋賀

 今日は、仕事で滋賀県にやってきました。ランチタイムでしたが、お腹が空いていなかったので仕事先の近くにあったイタリアンカフェでコーヒーとガトーショコラをオーダーしてしばし休憩です。ここは、公園のなかにあって、この季節とても心地良かったです。さて、ほっこりしたので仕事先に伺ってみると、お弁当を用意してくれているではありませんか。うーん、連絡してよね。しかも、このお弁当結構盛りだくさんだったんです。写真は、撮ってません。3時間ほど仕事をして帰り際に受付を見ると、参加者にアンケートをとってました。やっぱり、今時とるよねと思いつつ帰途につきました。

2007年4月17日火曜日

日経新聞

 もう昨日になったけれど、機内で日経新聞を読んでいたら、第一面には国立大学法人の予算について財務当局が成果(実績?)主義に基づいて予算を決めていくという記事が掲載されていた。たぬき猫は経済人ではないのですが、最近、日経新聞読んでます。本当に実績だけで(例えば、論文の数とかで)評価したら地方の大学は大変でしょう。おまけとして、同じ日の論説として、自分が関わったタイの大学では、教員の任期は2年とか4年で、外部の評価委員会でめっぽう厳しくやっていたので、日本の状況はまだまだ手ぬるいというのがあった。歓迎!大競争時代というのがポリシーの方のようだ。競争原理を導入すれば、論文の数は増えそうだけどその質までは保証するものじゃないだろう。たぬき猫は、印刷される99%くらい(この数字に正確な根拠はありません)の論文はそれほどたいしたものじゃないと思っている。ほんのわずかの独創的な研究のおかげで、社会は進歩しているような気がする。でも、残りの99%が無駄かというとそうではなくて、1%の素晴らしい研究が世に出てくるために必要なのだ。研究は、そもそも個々の研究者の好奇心や探求心に動機づけられているわけで、これが結構大事なのだ。競争原理っていう相対的な評価は、あんまり良くないんじゃないかな、大きな視野で考えるとね。もうちょっと、太っ腹でいってもいいと思うんだけど。日本の社会に余裕がなくなってきたことも反映されてるのかな。