2007年4月17日火曜日

日経新聞

 もう昨日になったけれど、機内で日経新聞を読んでいたら、第一面には国立大学法人の予算について財務当局が成果(実績?)主義に基づいて予算を決めていくという記事が掲載されていた。たぬき猫は経済人ではないのですが、最近、日経新聞読んでます。本当に実績だけで(例えば、論文の数とかで)評価したら地方の大学は大変でしょう。おまけとして、同じ日の論説として、自分が関わったタイの大学では、教員の任期は2年とか4年で、外部の評価委員会でめっぽう厳しくやっていたので、日本の状況はまだまだ手ぬるいというのがあった。歓迎!大競争時代というのがポリシーの方のようだ。競争原理を導入すれば、論文の数は増えそうだけどその質までは保証するものじゃないだろう。たぬき猫は、印刷される99%くらい(この数字に正確な根拠はありません)の論文はそれほどたいしたものじゃないと思っている。ほんのわずかの独創的な研究のおかげで、社会は進歩しているような気がする。でも、残りの99%が無駄かというとそうではなくて、1%の素晴らしい研究が世に出てくるために必要なのだ。研究は、そもそも個々の研究者の好奇心や探求心に動機づけられているわけで、これが結構大事なのだ。競争原理っていう相対的な評価は、あんまり良くないんじゃないかな、大きな視野で考えるとね。もうちょっと、太っ腹でいってもいいと思うんだけど。日本の社会に余裕がなくなってきたことも反映されてるのかな。